アシュヴァッタ樹

【あしゅぶぁったじゅ】

インド・ビルマ原産のクワ科の樹木。釈尊しゃくそんがこの樹木の下でさとりを開いたとされるために、これを菩提樹ぼだいじゅ(さとりの智慧ちえの樹)ともいうが、日本の寺院などに植えられている菩提樹は中国原産のシナノキ科であり、種類が異なる。覚樹かくじゅ道場樹どうじょうじゅともいう。

参考文献

[1] 『岩波 仏教辞典 第二版』(岩波書店 2002年)
[2] 『広辞苑 第五版』(岩波書店 1998年)

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